::: 補完・代替医療とは ::: |
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◆補完・代替医療とは? 現代の医療は西洋医学を基本とする、病気となっている箇所を治療する「対処療法」が中心です。 その進歩と共に様々な治療法や検査法が確立されていますが、「病気」と言うにははっきりしない 私達が日頃感じる様々な不調に対し、現代医療を補うものとして「代替医療」や「補完医療」と 呼ばれる様々な療法が普及しています。 ◆補完・代替医療の種類 東洋医学を始め、世界各国の伝統的医療、自然療法が中心となっています。 ・薬用植物を用いる植物療法(漢方・アロマテラピー・ホメオパシー・フラワーレメディーなど) ・マッサージ、指圧、整体、リフレクソロジーなど ・鍼灸 ・低周波、赤外線治療など ・気功、ヨガ ・温泉療法 ・催眠療法 ・サプリメントなどによる、栄養補助療法 ・カラーセラピー ・音楽セラピー など幅広い手法が含まれます。 ◆補完・代替医療の特徴 *病気だけを診るのではなく、患者(人)そのものを診ていく・・・ホリスティック(全体,全人的) *病気の治療だけではなく、予防の面からもカバーする *西洋医学より副作用が少ない→自分が本来持つ自然治癒力で治していく 【現在の医療方向性】 現在は西洋医学による対処療法と、これらの代替医療を組み合わせたホリスティックな 「統合医療」と名付け、世界中でそのための研究、組織 作りが始まっています。 特にフランスなどヨーロッパでは、医療現場にアロマテラピーをいち早く取り入れています。 日本でも1998年に「日本補完代替医療学会」が発足しています。 また、群馬大病院では2003年から病気への不安や痛みを訴える患者さんに、 心身ともにリラックスしてもらうため、「リラグゼーション外来」を設け アロママッサージなどを行っているそうです。 戻る |